婦人科ではどのような検査を行い、何を調べるのでしょうか?
緊張しないで受診できるよう事前に知っておきましょう
血液検査
女性ホルモンが減少しているかどうかも血液検査で分かります。
更年期になるとエストロゲンの一つであるエストラジオールの数値が減り卵巣を刺激して、
ちゃんと働かせようとする下垂体ホルモンの卵巣刺激ホルモン(FSH)の数値が
高くなります。
更年期障害の治療としてHRT(女性ホルモン補充療法)を考えている場合は
肝機能や腎機能のチェックや糖尿病 心臓の病気がないかなど全身の健康状態を
チェックします。
骨粗しょう症が疑われる場合も血液中のカルシウムやリンの量で分かります。
婦人科では子宮ガン検診と乳ガン検診を行います。
ガン検診を1年以上受けていなかったり、不正出血などの症状があったときは、
ガン検診をお勧めします。
子宮ガン検診
子宮ガンには子宮頸がんと子宮体ガンがあります。
子宮頸ガン検診では、まず綿棒などで子宮の入り口の膣部や子宮頸管から
細胞をこすり取り、この細胞を調べます。
子宮体ガン検診は子宮内膜細胞を小さなブラシ状の器具や吸引チューブなどで
採取して調べる検査で、採取するとき痛みを感じる場合があります。
この検査で異常が見つかると、子宮内膜をそうはして調べる組織検査を
受けることになります。
更年期には子宮体ガン検診をお勧めします。
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乳ガン検診では、まず触診と視診を行います。
触診では乳腺の範囲までを手で触れて、しこりなどの有無を調べます。
乳ガンのしこりは一般に硬く、境界が不鮮明なことが特徴です。
視診では乳房の大きさや形などの異常、ひきつれ くぼみ
乳首のへこみやただれが無いか、分泌物が出ていないかなどを調べます。
触診のほかには超音波検査やマンモグラフィー(X線検査)細胞診や組織検査などを
行います。
中でもお勧めはマンモグラフィーで、これは乳房専用のX線装置です。
超音波でも発見できないような早期の乳ガンを見つけられます。
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骨量測定には、いくつかの方法があり DXA法が正確だと言われています。
これは体を通過したX線の量を測定して骨量を計る方法で、
腰椎や大腿骨 前腕などで測定します。
X線量は微量なので心配はいりません。
その他にも超音波の台に片足をのせて、かかとの骨で測定する方法や
手の指の骨で測るMD法などがあります。
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更年期障害に対する認識が変化し、更年期障害に対する理解の深い専門医が診察する
「更年期外来」や女性医師が女性を診る「女性外来」が増えています。
更年期の女性は卵巣機能の停止にともない、色々な身体的変化が起こります。
更年期外来では更年期の疾病の予防や健康維持 増進 生活の改善を図るため
薬物療法のみならず 更年期症状の予防のためのカウンセリングなども重視しています。
しかし実際の治療では、エストロゲン注射を勧められることが多く、
更年期障害の症状を軽減させるのは事実ですが、
命にかかわる副作用があることを忘れてはいけません。
乳がんや脳卒中 子宮筋腫 肝機能障害など、ひとたび副作用が出れば
命にかかわってしまいます。
きちんとエストロゲン注射のメリットとデメリットを説明してくれる先生を選びましょう。
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内診は婦人科の病気を発見するためには欠かせないものです。
どうしても抵抗があるという方は「女性専門外来」を探すといいでしょう。
で全国の女医さんのいるクリニックを検索してみましょう。
内診による婦人科検診では、子宮がん 子宮筋腫 子宮内膜症
卵巣脳腫 卵巣がん の有無を調べます。
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子宮がんには、子宮頚管にできる「子宮頚がん」と
子宮頚管より上部の子宮体部にできる「子宮体がん」の二種類があり、
特に女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けやすいのは子宮体がんです。
更年期障害の代表的な治療方法である「ホルモン補充療法」では
更年期障害の症状を軽減するためにエストロゲンを注射しますが
子宮体がんの人にエストロゲンを注射するとがん細胞が増殖することがわかっています。
まずは漢方薬や大豆イソフラボンの摂取などで
自然に更年期障害の症状を緩和するようにしましょう。
