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男性更年期障害の専門外来
男性更年期障害は、女性とは違う症状があります。
現在、男性の更年期障害の治療に力を入れているのは、
泌尿器科が多いのですが、男性更年期障害についての診療は
まだそんなに普及していません。
女性特有の悩みと思われてきた更年期障害が
最近では男性の間でも見られるようになっています。
ちょうど女性の更年期にあたる時期に、
男性にも機能性障害や うつ傾向がおこり
本人は相当悩んでいるにもかかわらず、恥ずかしさもあって
病院にいこうかどうか迷っているという人たちが増えています。
最近では「男性更年期外来」を開設している病院が増えてきているので
そうした専門医のいる病院を探して受診するようにしましょう。
男性更年期外来では、いくつかの検査方法で、
それが更年期による症状なのか、それとも別の病気によるものなのかを
診断しています。
診療方法としては問診、血液検査による血中の男性ホルモン量、
前立腺ガンのマーカーの測定などがあります。
また、勃起障害など男性性機能のチェックなども併せて行うこともあります。
男性更年期障害の症状
男性更年期障害が始まる年代は糖尿病、
高血圧症といった生活習慣病をはじめ、
さまざまな病気を発症しやすい年代でもあります。
一般に更年期障害の症状といわれる疲労感や倦怠感、だるさは
病気からきている場合があります。
他に病気がないこと、または他の病気の治療による作用であることが
考えられない場合は、更年期障害と考えられるでしょう。
女性の場合は、婦人科や更年期外来という専門外来などが
普及していますが、男性の場合は、なんとなくだるいとか
気分が落ち込むなどといったことで受診できる診療科目が
なかなか思いつきません。
つまり、男性の更年期障害については まだまだ理解が薄いように
思います。
だるいとか気分がすぐれないといったような場合は、
まず心療内科もしくは内科に行って相談してみましょう。
そこでさまざまな検査を受け、どこにも異常や病気がないことを
確認してから、まだだるい、気分が落ち込むなどの症状があるなら、
今度は心療内科もしくは神経精神科を受診してみましょう。
尿の出が悪い、性欲が衰えてきたといった場合は、
泌尿器科に相談してみましょう。
この年齢の男性が発症しやすい病気のひとつに、
精液がつくられる部位の病気で前立腺肥大があります。
50代の男性なら3〜4人に1人はその兆候があるといわれるほど
多い病気で、症状としては夜間に何度もおしっこに行きたくなったり
残尿感があるなどの症状がみられます。
男性更年期障害は男性ホルモンの低下
男性の場合も女性と同様に、ホルモン量の低下が男性更年期障害の
原因となります。
男性ホルモン(テストステロン)の減少と、ストレスの増大が
男性更年期障害に強く影響していると言われています。
40歳頃から男性ホルモンが減少しはじめます。
男性には男性ホルモンしかないと思いがちですが、
じつは男性の中にも女性ホルモンはあります。
基本的には男性ホルモンの量が圧倒的に多いのですが
更年期頃になると精巣の機能がおとろえはじめ、
男性ホルモンの減少が加速し、
60歳になると、40歳の時とくらべて平均25%も男性ホルモン量が
低下しているといわれています。
もともと男性ホルモンの量には個人差があるので、
減少する量はあまり重要ではないのですが、急激に減ってしまうと
男性更年期障害の症状が強くあらわれると考えられています。
男性ホルモンの作用
男性ホルモンには、骨を強く、筋肉を強化する働きがあります。
これによって、男らしいガッチリとした体型がつくられるのです。
男性ホルモンが減少すると、脂質、中性脂肪、コレステロールなどを
代謝する機能が落ちてきて、内臓脂肪や皮下脂肪が増え、
肥満体型に変わっていく傾向があります。
さらに、男性ホルモンには赤血球の量をふやす造血作用や、
血管を柔軟に保つ作用もあるので、
男性ホルモンが減ると動脈硬化が起きやすくなる、
ということにもつながります。
男性更年期障害を改善する方法として ホルモン療法が
あります。しかし副作用の危険性においては
問題解決していないのが現状です。
男性更年期障害を乗り切ろう
ホルモン補充療法
女性の更年期障害は、女性ホルモンの投与によってかなりの
改善が期待できますが、男性の場合は、男性ホルモンの低下が
原因となる場合が少なく、男性ホルモンを投与しても
効果はあまり期待できないのが現状です。
また男性ホルモン療法は、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなるなどの
副作用が認められており、高齢者に多い前立腺肥大や前立腺ガンの
原因となる副作用も報告されています。
男性更年期障害の症状は仕事にかかわるばかりでなく、
男としての自信喪失という、本人にとってはとてもつらいものです。
しかし、未だに治療法が確立されておらず、
副作用の危険性においても、解決していないのが現状です。
副作用のない自然食品
ホルモン補充療法の副作用については、
専門医の間でさえ意見が分かれていて、この治療法に否定的な
考え方もあります。
そこで期待されているのが、副作用のない自然療法です。
なかでも「栄養の宝庫」とよばれるマカは、質の高い必須アミノ酸、
ミネラル等の有効成分が豊富に含まれており、
これらが脳下垂体に働きかけることによって、
ホルモンの過不足が調節されます。
つまり人間に最適なホルモンバランスを保ち、
この作用によって更年期のつらい症状が緩和されるのです。
さらにマカの成分は免疫系や自律神経系にまで働きかけ
医療の現場でもマカが重視されています。
男性更年期障害かな?と思ったら
チェックリストを参考に自分の更年期障害の兆候を
診断してみましょう
1) 性欲が減退したと感じますか?
2) 勃起力が弱くなったと感じますか?
3) 体力の衰えや持続力の低下を感じますか?
4) 最近、仕事への意欲や能力の低下を感じていますか?
5) 日々の生活が楽しいと思うことが少なくなったと感じていますか?
6) 突然悲しくなったり、イライラして怒りっぽくなったりしますか?
7) 元気がなくなってきたように思いますか?
8) 最近、運動をする能力が低下したと感じていますか?
9) 夕食後は ぐったりしてゴロゴロしてしまいますか?
10) 身長が低くなりましたか?
11) 眠れない・寝ても疲れがとれないと感じますか?
12) ひげ・体毛の伸びが遅くなったように思いますか?
13) 腰痛や関節痛がありますか?
14) 落ち着きがなくなったり緊張しやすくなりましたか?
15) 人生の最盛期は過ぎたような気がしますか?
16) 気分が落ち込んだり涙もろくなったように思いますか?
17) 顔のほてり・突然汗が大量に出ることがありますか?
18) 不安感におそわれることがありますか?
3項目以上が当てはまる場合は更年期障害が疑われます。
更年期外来では、症状を問診でチェックした上で、
男性ホルモンの一種、フリーテストステロンの値などを調べます。
ホルモンの低下が確認され、かつ前立腺がんや他の疾病などが
見られなければ、ホルモン補充などの治療が行われます。
